突然…読書の秋到来(=^ ‥^)3

何年ぶりかで活字中毒の血が騒ぎ出し
読書三昧の日々を過ごしております。
基本的に乱読なのですが映画やDVDと同じく勘で選んでいます。
何せ久しぶりなのでハズレも多いのですが何冊かご紹介を。
ピアニストは二度死ぬピアニストは二度死ぬ
クリストファー・ミラー
ブルースインターアクションズ
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クリストファー・ミラー著『ピアニストは二度死ぬ』

ほとんどミステリーのようなタイトルですが、
これは作曲家&ピアニストのサイモン・シルバー(もちろん架空の人物)の
全作品集の4枚組CDボックスのライナーノーツ集なのです。
書いたのは作家ノーマン・フェアウェザーJr.(通称ノーム)。
サイモン・シルバーに雇われたノームのライナーノーツは
実は作曲者への敬意も作品への愛情はおろか、
彼自身の思い入れのカケラもない代物なのですが、
サイモン・シルバーの"ひととなり"を見れば無理もないんですけどね。
ある意味被害者&(or)犠牲者&(or)実験台のサイモン・シルバーも
気の毒なのですがでも・・・やっぱり天性?という部分も多々(苦笑)。
登場人物はみんな変な人たちばかりだし・・・もちろんノームも。

ただ訳者のあとがき(これもライナーノーツですよね?)にある
"あまりの面白さにページをめくる手が止まらなくなった"とまでは
正直思えませんでした。
ただレオナルド・ディカプリオの事務所が
この『ピアニストは二度死ぬ』の映画化権を獲得しているそうです。
・・・ちなみにサイモン・シルバーはこういうお方らしい(笑)。
Simon Silber: Works for Solo PianoSimon Silber: Works for Solo Piano
Christopher Miller
Houghton Mifflin
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アンドレイ・クルコフ著『ペンギンの憂鬱』
ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)
アンドレイ・クルコフ 沼野 恭子
新潮社
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表紙のペンギンと女の子のイラストから
もっとほのぼのしたものを想像していたのですが、
いえ、可愛いんですよ、皇帝ペンギン(名前はミーシャ)が。
ティーブレークという感じで部屋の中をペタペタと歩き回るミーシャ。
これだけでもユーモラス。.:*・゚☆(●'▽')・゚☆.。.:*・゚

マフィアが暗躍し不穏な空気が漂う旧ソ連・ウクライナの首都キエフ。
主人公の売れない短編作家ヴィクトルの家の鍵が
破られるシーンが2度(!)あるのですが
思い出したのが去年の暮れかおととしの暮れかその前か(;-o-)σ・・・。
とにかくいつかの暮れヾ( ̄ ̄*)の新聞で読んだのですが
ロシアでは毎年大晦日に必ずテレビで放送する映画があると。
映画のストーリーは当然覚えていないのですが
酔っ払って他人の家で寝てしまうのですよ、主人公は。
泥棒でも何でもなく自分の鍵で開けただけ・・・他人の家を。
何でも旧ソ連では同じ時代に建てられたアパートは同じ様式なので、
建物の外観や大まかな間取りが同じでもおかしくないし、
鍵のパターンがあまりなかったので、
我が家の鍵で他人の家のドアを開けることも出来た・・・とか言う話。
まあ、多分ハッピーエンドなんでしょう、映画は。
でもヴィクトルの部屋はそうではない・・・。

ヴィクトルとミーシャのそれなりに穏やかな日々に
薄い影が差していく。
影は少しずつ大きく、濃くなっていく。
でもユーモア小説のようなタッチでちょっと切なくて。
実際ヴィクトルの立場になったらラストはあれしかないと思います。
あまりにも不条理だけれど・・・。



最相葉月著『絶対音感』
絶対音感 (新潮文庫)絶対音感 (新潮文庫)
最相 葉月
新潮社
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話題になった時に読みましたが
新潮文庫(オリジナルは小学館)で発売されていたんですね。
エピソードが満載でまとまりがちょっと・・・という部分はありましたが
(「青いバラ」にもその傾向あり)、
『絶対音感』という概念自体はとても新鮮に感じたことを覚えています。
ただこれも当時思ったことなのですがコールユーブンゲン。
中学の音楽の授業でやりましたが何の意味があったのか・・・。



真山仁著『ハゲタカ』『バイアウト』
ハゲタカ(上) (講談社文庫)ハゲタカ(上) (講談社文庫)
真山 仁
講談社
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ハゲタカ(下) (講談社文庫)ハゲタカ(下) (講談社文庫)
真山 仁
講談社
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鷲津政彦は、ニューヨークでファンドの世界に身を投じ、
ゴールデン・イーグル(イヌワシ)の異名をとる
凄腕ファンドマネージャーとなった。
1997年、ホライズン・キャピタルの代表取締役として帰国した鷲津は、
バブル崩壊後の日本で瀕死状態の企業を買収していく。
(「ハゲタカ))

NHKドラマ「ハゲタカ」の原作本です。
『バイアウト』(改題『ハゲタカ2』)と合わせて上下巻4冊、
あっという間に読み切りました。
集中再放送もしっかり見ましてまたレビューも書きましたが、
原作の鷲津雅彦はストイックなテレビ版とは違い、
はーどぼいるどでは割とアリガチな主人公像でした。
実際ファンドというのははっきり役割分担されている組織のようで、
このあたりもドラマとはかなり違っていて。
原作の鷲津はどうやっても大森・鷲津と重ならない。
(ドラマでは鷲津の右腕だったアラン・ウォードも設定が違います。)
もちろん原作のエピソードを上手く織り込んでありましたが、
ライ○ドアや村○ファンドを思わせるドラマストーリーは
脚本の林宏司の手に依るものだったんですね。
原作には東ハ○にカ○ボウ、○ャノンに三○電機に○下電器etc.
有名どころを思わせる名前が満載です(もちろんフィクション)。
ただ鷲津と芝野(彼もドラマとは別人格です)のふたりに
焦点を絞ったドラマの方が完成度が高いかも。
ドラマはもちろん小説も続編希望です。
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)ハゲタカ2(上) (講談社文庫)
真山 仁
講談社
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ハゲタカ2(下) (講談社文庫)ハゲタカ2(下) (講談社文庫)
真山 仁
講談社
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ハゲタカ DVD-BOXハゲタカ DVD-BOX
大森南朋
ポニーキャニオン
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ハゲタカ オリジナル・サウンドトラックハゲタカ オリジナル・サウンドトラック
佐藤直紀 TVサントラ tomo the tomo
NHKエンタープライズ
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