「バンジージャンプする」(韓国 2001年)

きっと、あなたは私を見つける。
17年後、その時は訪れる・・・。
映画レビューはネタバレしません。
B0009UZ4U2バンジージャンプする
イ・ビョンホン キム・デスン イ・ウンジュ
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005-07-29

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 生まれて初めて一番前の席で観た映画になりました。
 札幌での公開初日(3月26日)ほぼ満員でした。

1983年の夕立の夏、
大学で国文学科を専攻するソ・インウは
突然その傘の中に飛び込んできたイン・テヒに恋をする。
インウの不器用ながらもひたむきなアプローチ。
やがて2人は深く愛しあうようになる。
だが、インウが兵役に行く日、
見送りに来ると約束していたテヒは何故か姿を見せなかった・・・。


オクテで不器用な大学生のイ・ビョンホンの仕草には
館内で何度も笑い声が上がりました。
でもここまではあくまでもプロローグ・・・。

変わって、舞台は2000年のソウルです。
高校の国語教師で生徒から尊敬される高校教師インウは、
受け持ったクラスのひとりの男子生徒に混乱する。
言葉、仕草・・・テヒを思い出させるイム・ヒョンビン。
同性への自分の感情に混乱し苦悩する姿、
自分の気持ちを持て余してそして、まっすぐに動いてしまうインウ。

・・・これが求めていた魂だと気付いてしまったら、
時間の空白など飛び越えてしまうのかもしれません。
魂が目覚めてしまったら、それ以外意味がないのかもしれません。
モラル・偏見・・・それが今まで築きあげたすべてを失っても。
先生にアタックされて戸惑うヒョンビンに、
ある日、そしてついにテヒの魂が、記憶がよみがえる。
ふたりの本当の出逢いは違うのねというエピソード。
あの時ヒョンビンも無意識の内にインウを求めていた・・・。
そして、テヒが憧れたニュージーランド。

テヒを演ずるのは、先日急逝したイ・ウンジュ。
透明感と不思議な落ち着きとちょっと甘えた声と。
ヒョンビン役のヨ・ヒョンスは『ホテリアー』のベルボーイ。
中心の4人にはあまり絡まない・・・絶えずテジュンの側にいた
女の子を捜しに行ったり、ヴィラに忍び込む時に側にいた彼ではなくて。
そう!足が匂うベルボーイの人です(笑)。
(MXの初回放送版やネット配信やDVDの『ホテリアー』を観た方なら
わかると思います。)
ヒョンビンのガールフレンドのオ・ヘジュ役は ホン・スヒョンは
『サンドゥ、学校へ行こう!』のセラです。
ストレートヘアに制服姿。
わかるまでに時間がかかりました。

万引きを疑われた男の子はその後どうなったでしょう。
インウが自分を信じてくれた事実は変わらないけれど・・・。
とり残されたヒョンビンの家族は・・・。

主役がイ・ビョンホンでなければ、
本来ならミニシアター系の作品だと思います。
別の言い方をすると、ミニシアター系が好きな方は
観に行かれて損はないかな?と。
夕焼けをシルエットにインウとテヒがワルツを踊るシーンは
ため息が出るくらい本当に綺麗でした。
ハッピーエンドか悲劇の愛か評価が別れるとは思いますが。 
bungee jumping.jpgバンジージャンプする OST / Bungee jumping of their own OST (韓国盤)
韓国映画サントラ / Korean Movie Soundtrack
Media Synnara 2001-02-22

by G-Tools

コメント

219.115.49.133
何とも言えない不思議な作品でしたね。
確かにミニシアター系です!
でも、あのガールフレンドはサンドゥのセラだったんですか!?
全く気付きませんでしたよ(汗)
また確認しなければ〜 ^_^;

220.28.158.39
やはようございます。
一番前の席の字幕ってツラくないですか?
私が一番前の
しかも隅で見たのは偶然「邦画」だってので
字は追わなくて良かったんだけど
とにかくみにくかったです。
ちなみに
「カリブ愛のシンフォニー」松田聖子/神田正輝

「メッセンジャー」飯島直子/くさなぎつよし
です。
私は後ろで見るのが好きですよ

219.167.93.173
blue-ryanさん、
>何とも言えない不思議な作品でしたね
輪廻転生だけでは言い表せない部分があちこちにあって、
妙に引きずりました。
>でも、あのガールフレンドはサンドゥのセラだったんですか!?
そうなんです!
ヘアースタイルが全然違うので(笑)
でもこの声どこかで・・・で「!」。
あおいさん、
>一番前の席の字幕ってツラくないですか?
だって全席指定で最前列しか空いてなかったんですから(笑)。
帰宅すると首や背中がパンパンでした。

219.117.7.100
こんにちは。
輪廻転生の扱い方はいろいろあると思いますが、余韻を残しながらも上手くまとまっていて、いい作品だったと思います。心に響くものがありました。私はかなり好きです。
>本来ならミニシアター系の作品
熱烈なイ・ビョンホンファンの友人は「誰ひみ」のほうがよかったと言っていました。^^;)

220.99.131.191
makibeさん、
>余韻を残しながらも上手くまとまっていて
>心に響くものがありました。
かなり難しいテーマの映画ですけど、不思議な余韻が残りました。
>熱烈なイ・ビョンホンファンの友人は「誰ひみ」のほうがよかったと言っていました。^^;)
『誰ひみ』は見ていないんですが、かっこいいイ・ビョンホンを求めるなら・・・。

221.171.15.49
こんばんは。
おとつい観たばかりなので、余韻ひきずり真っ最中です(笑。
ヒョンビンって、テヒの魂・記憶が蘇った時、混乱しなかったはずがないですよね。
そのあたりの葛藤があまりなかったのがやや不満なんですが…。
テヒが本来の魂だから、葛藤なんてしないんでしようか。
でもそれなら、これまでのヒョンビンの人生って…?!
などなど、考えだすといろいろ出てきますが、
これはきっと感じる映画なんでしょうね。
万引きを疑われた男の子、私も気になります。
彼が学校を出て行くインウを呼び止めたところと、
その時のインウの笑顔が、終盤の重さを一瞬和らげて
印象的なシーンでした。

60.35.40.186
Makoさん、
ヒョンビンの心理が一番問題だと思います。
インウに会った時はまだ目覚めていなかったんですから。
ただ、二人三脚のときからその前兆はあったわけで・・・。
ヒョンビンの身体を借りてテヒが生まれ変わったとしか・・・。
ただ、時間が経つと印象が変わっていくんですよ、この映画。
思い出すシーンとか違ってくるし・・・。
>万引きを疑われた男の子、私も気になります。
>インウの笑顔が、終盤の重さを一瞬和らげて印象的なシーンでした。
本当に印象的なシーンでした。
彼の中ではインウは永遠に・・・。

61.117.31.3
sannkenekoさん、こんにちは。TBさせていただきました。
ハッピーエンドなのかそうでないのか、見た人によって
捉え方の変わりそうな映画ですよね。
わたしは最初はハッピーエンドだと思ったのですが、
今は・・・どうだろう?という感じです。
イ・ウンジュssiは声に特徴がありますよね。好きな女優さんです ^^
ヘジュは「サンドゥ」のセラだったんですか!?
ここ見るまで気づきませんでした・・・別人のよう・・・
髪型でここまで変わるんですね。

58.89.33.82
tamayuraxxさん、
>ハッピーエンドなのかそうでないのか、見た人によって
 捉え方の変わりそうな映画ですよね。
本文にも書きましたが、ハッピーエンドか悲劇の愛か
評価が別れる映画だと思います。
そして好き嫌いもかなりはっきりと。
ただイ・ビョンホンと故イ・ウンジュのパワーに
押し切られた気がします。
イ・ウンジュ・・・故人というのが残念ですが。
>ヘジュは「サンドゥ」のセラだったんですか!?
これが映画デビューだと聞いています。
オーディションで選ばれたとか・・・。

-今日の映画はいま人気のイ・ビョンホンだね。
『バンジージャンプする』って明朗な青春映画って
感じのタイトルだけど?
「そうなんだよね。ところが中身は思いっきり違ってた。
なんとこれまた時空を超えるラブ・ファンタジー」

-えっ、そうなの?
「物語は1983年。どしゃ降りの雨の日に始まる。
大学生のソ・インウ(イ・ビョンホン)の傘の中に
ひとりの女性が飛び込んでくる。
以来、インウはその子のことが気になり、
別れたバス停で彼女を待つ日々が続く。
やがて彼女はテヒ(イ・ウンジェ)という
同じ大学の彫刻科に学ぶ女性と分かる。
ま、この後はお定まりで、ふたりは急接近。
雨の日、大喧嘩のあと、ホテルで結ばれる。
ところがインウが兵役に行く日、
見送りに来るはずのテヒは現れない。
そして物語は2000年3月へ」

-すごく飛ぶね。
「そうだね(笑)。でもここからが困ってしまう。
プレスに『設定は絶対に記述しないように』と
書いてあるため、話すことができないんだ。
それでもここまではOKかなと言う部分を話せば、
彼は高校教師になっている。
ところが、男生徒のヒョンビンが
テヒと同じ質問をしたり、
彼女との想い出のライターを持ったりしている。
果たしてその謎は?---というのがキーポイント。
やはりこれは言えないんだろうな」

-じゃあ、これで今日は終わりなの?
「それじゃあ、あんまりだから、
思ったことを一つ二つ。
まず83年の描き方。この大学生の雰囲気、会話が少ししらじらしい。
日本で言えば日活の60年代青春映画みたい。
これは風景や生活水準で少し話が違うかも知れないけど、
『友へ/チング』のときも
少年時代の町角があまりに古めかしくて
韓国からの留学生に疑問をぶつけたことがある。
答は『その頃は日本より発展が遅れてたんです…』。
これもそんなものかも知れないね。
映像もハイキーでありながらそこにセピア色を重ねることで、
あえて古さを出してるって感じだったな」

-イ・ビョンホンは20前後の学生と
40がらみの男を演じてるわけ?
「そうなんだ。この映画の頃、彼自身は30歳。
オクテな学生をやるには少し無理があったと思う。
でもその分、妻子を抱える後半は本来の持ち味が出てたと思うね」

-共演のイ・ウンジェって?
「ときどき飯島直子みたいな表情になる成熟した女性。
ファッションも大人っぽくって、
当時の日本の女性がこんなだったな…って感じかな。
こちらは当時、日韓にあまり差がなかったのかも」

-しかし、あんまり映画とは関係ない話だにゃ(笑)。
                  (byえいwithフォーン)
※ミステリー&ファンタジー度{/kaminari/}{/kaminari/}
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※(ひとりごと)しかし氷雨だったのに人が多かった。補助席まで...。
イ・ビョンホン人気はすごい。
Secret

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<バンジージャンプする> 

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