「迷宮の女」(フランス 2003年)

彼女はクロード。
彼女は7つの人格を持つ女性。
彼女は連続殺人事件の容疑者。
迷宮の女 [DVD]迷宮の女 [DVD]
シルヴィー・テステュ ランベール・ウィルソン フレデリック・ディファンタール ルネ・マンゾール
ハピネット・ピクチャーズ 2006-03-24
by G-Tools



 Yahoo!の無料配信での視聴ですので全く期待していなかったのですが、
 私好みのミステリーでした。

パリで連続殺人事件が発生しクロードと名乗る女性が逮捕される。
ところがクロードには7つの人格があることがわかり、
彼女は心理カウンセラーカウンセラー・ブレナックに預けられる。
次々に現れるクロードの内なる人格にブレナックは翻弄されていく。


冒頭から犯人はクロードとわかっていて、
そして多重人格ということも明かされている。
ただ多重人格の中の真相を知っているのは誰なのか、
そしてどうして事件が引き起こされて行くのか。
精神鑑定でのカウンセラーとクロードと
彼女の内なる人格達とのやり取り。
そしてクロード逮捕6日前に遡って、
プロファイリング捜査官のマチアスを中心に
連続殺人事件の経緯を迫いそして犯人に迫っていく。
このふたつが並行して展開されていきます。

目付きや仕草や話し方で7歳の少年からリーダー格の青年、
挑発的な女性と違う人格を演じ分け、顔から血を流し・・・。
主演女優の演技に圧倒されました。

突然ギリシャ神話がどうのとなるので(・・?)と思いましたが
懇切丁寧に説明してくれます。
もう親切すぎてオチがバレバレで・・・と思いきや
これが見事なミスリードで。
・・・いえ、ミスリードなのですけれど「(ーヘー;)

途中何ヶ所か腑に落ちない部分があるんですが
真相が明かされてみればアレもコレもと本当に綺麗に繋がって
ミステリーとしてはスカッとしたラスト。
いくら無料配信でも5分おきのCMは本当に鬱陶しかったのですが、
それでもサスペンスとして文句なく面白かった。
ただ・・・他の人格を人間だと言い張り、
それぞれを家族と呼んでいたことが哀れで痛ましくて。
でも実際にスクリーンで見たのなら鳥肌モノの作品だったと思います。

「サイコロで決めよう。」
DedalesDedales
Jean-Felix Lalanne
compilation
by G-Tools

Labyrinth (Dédales) [ NON-USA FORMAT, PAL, Reg.2 Import - Belgium ]Labyrinth (Dédales) [ NON-USA FORMAT, PAL, Reg.2 Import - Belgium ]
Lambert Wilson Jean-Henri Compère Sylvie Testud

by G-Tools

コメント

-あれっ、今夜は早かったじゃない?
夜の試写会で遅くなるんじゃなかったっけ?
「よくぞ聞いてくれたフォーン(泣)。
六本木ヒルズに行ったんだけど、
フィルムが到着遅延で中止になったんだ。
う〜〜、寒かったあ。
ランニングタイムが書いてなかったので
問い合わせれば中止と分かったんだろうけどね」

でも、お台場のシネマメディアージュじゃなかっただけ、
よかったんじゃない。そういえば速達で中止のお知らせ来てたよ。
ただ、もう、えいは出かけた後だったけどね。
「そ、そうだったのかあ〜〜〜。
というわけで、早く帰れたのでフランス映画『運命の女』のお話。
これはね、多重人格の女性が連続殺人犯で捕まり、
彼女が本当に精神異常なのか、それとも演技なのかを
心理カウンセラーが調べるっていうサイコ・ミステリー」

えらく簡単だなあ。
「うん。でもその話と並行して、刑事が犯人を捕まえるまでが描かれる。
この刑事が捜査にプロファイリングを駆使するんだけど、
これがプロファイリングというよりもほとんど超能力。
たとえば、この一連の事件は
ギリシャ神話の『ダイダロスの迷宮』が元になっているんだけど、
その中に出てくるミノタウロスの彫像を彼が見た瞬間、
そこに事件の核心があると直感したり、
自分の描く絵画の中に犯人の手がかりのヒントを感じたり...少し強引すぎ。
でも、その違和感も最後には見事に解決されるけどね」

ことの結末は読めた?
「いや、乙一じゃないけど叙述トリックを使ってるため、
最後はとんでもないことになっていく。
すべてが明らかになるクライマックスは、
けっこう目を瞠ったよ」
      (byえいwithフォーン)
※異常度{/face_nika/}{/face_nika/}人気blogランキングもよろしくです{/kaeru_thank/}
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
Secret

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

『迷宮の女』

210.165.9.64

迷宮の女:ちょっとずるいぞ 新宿武蔵野館

222.3.140.72 連続殺人犯クロード(シルヴィー・テスチュ)が病院で治療をうけるところから映画が始まります。 その後は、クロード逮捕の6日前からの事件の進行と、病院での治療のようすが切り替わりながら進んで行きます。 捜査側の刑事には霊感のあるプロファイラがいて、彼が中心..

「迷宮の女」

210.128.67.56「迷宮の女」 FS汐留で鑑賞騙される前に多重人格の話です。試写状にもそう書いてあったのでこのところ続いている各国の多重人格作品を見て今度はフランスだと思って少し興味を持ったわけです。この前日本の「ハサミ男」や韓国の「スパイダーフォレスト」を立て続けにみてちょっとお休みと思ったけど、せっかく当たったんだから見てみようと思って行ったわけです。初めから不可解な映像から入っていったので興味深々。主人公のクロードを演じている女優さん シルヴィー・テスチュ さん。ハリポタのラドクリフ君かコン
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

フリーエリア