「殺しのドレス」(アメリカ 1980年)

行きずりの情事に身を任せた人妻がエレベーター内で惨殺された。
犯人の目撃者は娼婦。
殺しのドレス殺しのドレス
アンジー・ディッキンソン, マイケル・ケイン, ブライアン・デ・パルマ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2008-03-05
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タイトルだけは一応知っていましたがこれ、
ブライアン・デ・パルマ監督作品だったのですね。
『キャリー』もそうだと知りもうびっくり。
実は『ブラックダリア』が初見とばかり......(;__)/|

日常の"不満"に悶々とした生活を送るケイトは
エリオット博士のカウンセリングに通った足で美術館に。
視線が合った男に誘われるがまま情事を楽しんだケイトは
帰りがけのエレベーターでカミソリを持った女に襲われる。


アンジー・ディッキンソンは「女刑事ペパー」の人ですね。
オープニングのシャワーシーンはセクシーというよりエロい。
まあ、ガラス越しのヌードとアップになるヌードは別人だそうですけど。
ヒゲを剃る夫にアピールするように・・・と思ったら
いきなり後ろから男に襲われるケイト。
どこから入って来たの?・・・といきなり寝室。

1980年作品ですから女性のメイクもファッションもレトロ。
何よりホグワーツ魔法学校にいそうなケイトの息子のピーター。
コンピューター・マニアの彼の小道具がやたらに大仰で
・・・笑ってしまったくらい。

もうひとつ時代を感じてしまったのが犯行の動機というか原因。
実は予想通りの犯人だったのですが(苦笑)、
犯行の経緯を聞いてももうひとつ納得出来ず。
・・・一種の"トランスセクシャル"だと思うのですが、
でも"二重人格"と混同しているような気もするのです。
"セクシュアル・マイノリティ"への偏見の強さは
今以上ということでしょうか。

ただ、話自体はエロチックですが面白い
美術館で行きずりの男とケイトの無言の駆け引きでは
表情や仕草からケイトの胸の内が伝わってくる。
迷路のような方向音痴の私に不向きな美術館での
カメラワークのスピード感に酔いそうになりながら。

タクシーでは・・・運転手さんも困ったでしょうに(苦笑)。

そしてケイトとエレベーターで乗り合わせた母娘。
小さな娘が何度も何度も・・・まだ見るか?(笑)ケイトを振り返る。
冷たい突き放したような視線に追い詰められていくケイト。

白いワンピースに白いコート姿のケイト。
サングラスに黒いコートの女。
そして鏡。

ピーターの前で"女"から"母"の顔になったケイトが途中で殺され、
主人公は殺人を目撃したリズにバトンタッチ。
同時に別の映画のような展開になるのですが、
マリノ刑事の胡散臭さにイライラさせられ、
(48時間なんて期限を切って市民を煽っているし)
地下鉄のシーンでハラハラさせられ・・・と飽きないのです。
レストランでピーターに説明するリズの言葉に
隣のテーブルで倒れそうになっている女性とか(笑)。

サスペンスでありホラーであり心理劇。
個人的には掘り出し物・・・ラストも |・o・;)゛
キャリーキャリー
ブライアン・デ・パルマ シシー・スペイセク
20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント 2000-05-01
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ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組
ブライアン・デ・パルマ ジョシュ・ハートネット スカーレット・ヨハンソン
東宝 2007-05-18
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殺しのドレス

203.80.26.39夏だし、ちょっと怖い映画でも見ようかなっと。話の筋は大体知っているのですが、観るのは初めて。剃刀、苦手なもんで。f(^^;)この作品、ラジー賞にノミネートされたとか。。。ニューヨーク、マンハッタンに住んでいる主婦のケイトは、 性的問題を抱えており、
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