『イノセント・ゲリラの祝祭』

ある宗教団体の施設での少年の死と
厚生労働省が立ち上げた医療事故死問題の検討会。
海堂尊著『イノセント・ゲリラの祝祭』
イノセント・ゲリラの祝祭イノセント・ゲリラの祝祭
海堂 尊
宝島社 2008-11-07
by G-Tools



グッチー&白鳥シリーズ第4弾の舞台は厚生労働省。

ある宗教団体で12歳の少年での少年の死が発端となり、
厚生労働省は医療事故問題を扱う調査委員会を立ち上げる。
東城大学医学部付属病院の田口は厚労省の白鳥の要請を受け
その委員会に出席することに。


・・・何?これ?というのが読み終えた直後の印象。
『ジェネラル・ルージュの凱旋』が速水晃一の物語なら、
確かに本作の中心にいるのは彦根新吾なのですが、
そのせいか田口も白鳥も影が薄く、
何より火喰い鳥が常識人に見えてくる(苦笑)。
(官僚の中では規格外のお方ではあるらしいのですが)。

日本での解剖制度の不備、問題点。
そしてAI(オートプシーイメージング)の導入&普及促進。
原作者が伝えたいことは判りますが
会議と堂々巡りの議論だけではさすがに飽きる。
・・・まあ、これが日本の現実なのでしょうけれど。

医療ミスを知らされ混乱し戸惑いを持て余す・・・。
バチスタ手術遺族代表(になってしまった)小倉さんの言葉が
本当に切なくて苦しくまた唯一共感できました。

『ジェネラル』と『ナイチンゲール』と『螺鈿迷宮』が
リンクし合っているように
これは次の展開へのプロローグなのでしょう。
今回単なる当て馬で完全に壁の花の存在の桧山シオン。
北の方で氷姫・姫宮が潜入するとかしたとか。
北と言えばジェネラル・速水再登場かしら・・・とか。
でも一作品として読むと何とも中途半端で私にはハズレ。

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