「幼獣マメシバ」(日本 2009年)

35歳引きこもりの男の前に現れたマメシバの子犬一匹。
劇場版 幼獣マメシバ DVD劇場版 幼獣マメシバ DVD
佐藤二朗 安達祐実 藤田弓子
竹書房 2009-10-23
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 ちょうど空いた時間に観たのですが、
 見事にツボに嵌ってしまいました(笑)。
 テレビシリーズは未見・・北海道では放映されていません。
 9月13日スガイシネプレックス札幌劇場にて、
 ・・・上映はとっくに終わっているんだな、うん。

生まれ育った小さな町から一歩も外に出ずに、
実家で暮らす35歳、無職の芝二郎。
ところが父が突然他界し、続いて母が失踪、
芝家は一体どうなるのかと親戚一同が不安がる中、
二郎の前に赤いスカーフを巻いたマメシバの子犬が現れた。
全く飼う気のない二郎だったが
母が自分を探させるためによこした子犬と判り・・・。


最近ワイドショーでしか見かけなかった安達祐実。
私の中では彼女は未だに『家なき子』のすずでしたが、
(・・・1994年なんですね、あのドラマ)、
彼女が大人の女優になっていたのが驚きであり新鮮でした。
ただ、酷なようですが可蓮は彼女でなくても良い役、
一方二郎はもう絶対佐藤二朗でないと
二郎のあの一挙手一投足がとにかく可笑しいくて。
独り言攻撃(ご本人は心の内を呟いているだけなのですが)には
笑わせていただきました。

「母を訪ねて三千里」らしき(あくまでもらしき・・・苦笑)話ですが
むしろおとぎ話に近いかも。
そして二郎の幼馴染み・財部陽介に自称野心家のマスター、
ヒロイン・可蓮に可蓮の伯父さん・・・いい人揃い。
明らかに変な人(苦笑)の二郎に対しての陽介の接し方に
感心していたのですが・・・あの曲であの衣装はないでしょう(笑)。
まあ、それを言うならあの遺影はないでしょう(笑)。

一歩踏み出すことは勇気の要ること。
でも二郎のひきこもりも元はといえば
旅行に連れて行くのが面倒くさいお父さんの言葉から始まったわけで。

忘れることで傷つかないで済む。
そうやって生きて来た二郎が忘れられる残酷さを知った時、
そして自分を覚えていたと言うことに対しての喜び。
・・・もっともあの大声であの形相。
覚えていてもなかなか駆け寄り辛い状況ではありますが(笑)。

ところで一郎と出会った当初の二郎の言葉で
「こんな幼獣を飼うなんて自分には絶対無理!」とかナントカ。
"ようじゅうって?"と引っかかってしまいました。
テレビシリーズからの延長上の言葉なのかもしれませんし、
何せタイトルですから"幼獣"以外にはないのですが。

とにかくラストは怒涛の展開。
まあ、パスポートは?とか、
例の大元の○○の法的な処理は?とか素朴な疑問は残りますが。
父子はお釈迦様の掌の上で転がされた孫悟空状態。
もしかしてお母さんは子離れではなく夫離れしたかったんじゃ(笑)。

「母さん、もういいかい?」
(映画文庫)幼獣マメシバ 上 (竹書房文庫)(映画文庫)幼獣マメシバ 上 (竹書房文庫)
竹書房 2009-05-22
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幼獣マメシバ 下 (竹書房文庫)幼獣マメシバ 下 (竹書房文庫)
竹書房 2009-05-22
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コメント

見ましたよ〜♪
面白かったですわ。
>「母を訪ねて三千里」らしき(あくまでもらしき・・・苦笑)話ですが
むしろおとぎ話に近いかも。
なるほど。。。「母を訪ねて」ね。そうかも。
もっとも、マルコよりも遙かに後ろ向きな二郎ですが。。。^^;
>例の大元の○○の法的な処理は?とか素朴な疑問は残りますが。
私も思いました〜。
って言うか、ツッコミ始めたら止まりませんね(^▽^
そう。ファンタジーなんですよね^^
だから、何でもアリだと思いました。
辛い事からは逃げたいと思うのは誰でも同じで、
一郎のおかげで勇気ある一歩を踏み出せた二郎の
物語として微笑ましかったです^^
ただ、もうちょっと一郎の可愛さが見たかった。。。(; ;)
思ったより出番が少なくて〜。

くうさん、
楽しんで頂けて良かったです♪
>>「母を訪ねて三千里」らしき(あくまでもらしき・・・苦笑)話ですが
>もっとも、マルコよりも遙かに後ろ向きな二郎ですが。。。^^;
後ろ向きですよね〜(苦笑)。
どこまでも後ろ向き、あくまでも後ろ向き(^o^)
一郎がいなければ二朗はずっとあのままだったのは確かですが、
この大掛かりなプロジェクトには感心半分呆れ半分。
・・・ツッコミどころは多過ぎて(苦笑)。
>ただ、もうちょっと一郎の可愛さが見たかった。。。(; ;)
だからでしょうか、
公式サイトやDVDは何故か一郎メイン。
赤いバンダナが似合う^;ェ;^でした。
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