「ウエスト・サイド物語」(アメリカ 1961年)◇午前十時の映画祭◇

マリアとトニー。
許されない恋は悲劇を呼ぶ。
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 名前だけは知っている作品が並ぶ『午前十時の映画祭』。
 でも上映劇場はシネフロ。
 早起きしないと十時前に札幌には着けませんし、
 未だにスタバって何処?の人にはとても間に合いません。
 ということでハナから諦めていたのですが、
 昨年度上映されていた作品がユナイテッドで見られるようになりまして。
 ・・・遂に『午前十時の映画祭』デビューです。
 5月28日ユナイテッドシネマ札幌にて。

NY、マンハッタンのダウンタウン、ウェスト・サイドでは、
リフをリーダーとするヨーロッパ系移民のジェット団と、
ベルナルドが率いるプエルトリコ移民のシャーク団は対立関係にある。
ある日、アメリカに来て初めてのダンスパーティに出かけたマリアは
現れたトニーと一目で愛し合うようになるが、
彼女はシャーク団を率いるベルナルドの妹。
そして彼はジェット団の元リーダーであり、
リフの兄貴分の青年だった。


冒頭は4分ほど音楽だけで最後にタイトルのクレジット。
空撮も今なら倍のスピードでしょうねぇ、
何せ半世紀前ですから風景は全然違うのでしょうねぇ、
・・・あら、ヤンキーススタジアムですか?というところで、
カメラはダウンタウンにズームイン。
台詞らしい台詞がない中でも
ジェット団とシャーク団の緊張した状態が伝わってくる。

貧しさに喘ぎ夢や将来を見出せないイタリア移民。
希望を抱いて来たアメリカで露骨に差別されるプエルトリコ系移民。
ジェット団もシャーク団もティーンには見えないけれど(=_=;)、
ダンスパーティーでふたつの踊りの輪は決して交わらなかった。

相手を追っている時に指を鳴らしている場合じゃないとか、
パパが気付くと言いながら大声で歌う「トゥナイト」とか、
はずみの割にはふたりとも即死って・・・とか、
ツッコミどころは数知れず(苦笑)。

ただとにかくレナード・バーンスタインに依る音楽は
「マンボ」「マリア」「トゥナイト」「アメリカ」「クール」と名曲揃い。
(「Aquarious」は・・・「ヘアー」だったんですね (-。-; )
坊ちゃん坊ちゃんしているトニーはともかく、
トニーと出会った時のマリアのダンスの可愛らしさ。
ナタリー・ウッドは今見てもキュート。
アカデミー&ゴールデングローブ賞の助演男優賞受賞のジョージ・チャキリス、
同じくアカデミー&ゴールデングローブ賞の助演女優賞受賞のリタ・モレノ。
マリアの兄・ベルナルドとその恋人でマリアの姉的役回りであるアニタ。
ダンスパーティーの「マンボ」、屋上での「アメリカ」と
ふたりのダンスシーンは今見てもとにかくカッコいい。
ウエディングショップの小窓を教会の十字架をイメージさせる演出に
「トゥナイト」五重唱。
ミュージカルのスタンダードになるのは当然と思える151分。

「ロミオとジュリエット」をモチーフに
ヴェローナの名家で富豪からNYのダウンタウンの不良たちにと
設定を現代(といっても半世紀前)のアメリカ的にアレンジしています。
ラストも・・・「ロミオとジュリエット」とは違うんですね。
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