「ロミオとジュリエット」(イギリス/イタリア 1968年)◇午前十時の映画祭◇

舞踏会での出会い。
バルコニーでの告白。
星回りの悪い恋人たち。
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言わずと知れたシェイクスピア戯曲の映画化作。
原作は未読、舞台も映画も未見です。
12月27日、ユナイテッド・シネマ札幌、7番スクリーン、
◇午前十時の映画祭◇にて。

15世紀のイタリアのヴェローナ。
名門のモンタギュー家とキャピュレット家は
仇敵視しあう仲で日々血で血を洗う抗争を繰り広げていた。
ある夜、モンタギュー家のロミオは仲間たちと
キャピュレット家の舞踏会に紛れ込みジュリエットに出会う。
惹かれ合うふたりはお互いの素性を知り悲嘆にくれる。
ロミオは舞踏会を去りかねキャピュレット家の庭園を彷徨うが、
そのバルコニーに現れたジュリエットは恋の苦悩を嘆く。
たまらず姿を現したロミオは愛を告白、ふたりは結婚を誓い合う。
翌日ロレンス神父の手により結婚式を挙げたふたりだったが・・・。


店を壊され商品を台無しにされる人々、
赤ん坊を抱き逃げ惑う母親などから見れば、
両家の争いはただのならず者同士の喧嘩。

この時代の風俗や習慣など全くと言うほど知識がないもので、
建物や室内の装飾、舞踏会の様子やダンスにファッションと
とにかく物珍しく映りました。
そして遺体が棺の中ではなく棺の上なのは、
墓地ではなく霊廟だからなのだということも。
恋に落ちた翌日に結婚。
不幸な星回りの男女が・・・と冒頭のナレーションで明かされる結末は
出会ってからたったの5日後という猛スピードぶりにも驚きましたが、
何より驚いたのがジュリエットが13歳だということ。

一端の女の言葉を幼なさの残る表情で言うジュリエット。
可憐な雰囲気を漂わせる品のある顔立ちの少女が、
一端の女の言葉を口にする。
この時期特有の少女でもない女でもない危さと美しさ。
ジュリエットがとにかく可愛らしくまた魅力的。
ところがもう一方の主役ロミオは
ジュリエットに一目惚れした途端、
意中の女性からあっさりと乗り換えてしまい、
ロレンス神父に呆れ半分で窘められる有様。
・・・もっとも(惚れた弱みか)ジュリエットに、
翻弄されているように見えなくもないですが(失笑)。
キャピュレット家の舞踏会に向かう前に、
ジュリエットの乳母をからかうシーンで、
またジュリエットの乳母の口からも
結構淫らというか品のない台詞がポンポン飛び交うのは意外でした。

ニーノ・ロータの音楽も超が付くくらい有名ですが、
本当に美しく耳に残ります。
ちなみにフィギュアスケートの羽生君がフリーで使っているのは
ディカプリオ版・・・らしいです。

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『ロミオとジュリエット』(1968)

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