『推理小説』

「アンフェアなのは、誰か」
秦建日子著『推理小説』
推理小説 (河出文庫)推理小説 (河出文庫)
秦 建日子
河出書房新社
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タイトルからしてずっと気になっていた小説が
フジ系で「アンフェア」というタイトルでドラマ化されます。

新宿の公園で会社員と女子高生の刺殺体が発見された。
検挙率ナンバーワンを誇る警視庁捜査一課の刑事・雪平は
現場から「アンフェアなのは、誰か」と印刷された栞を見つける。
通り魔か計画殺人か捜査一課の意見が割れる中で
マスコミ各社に事件を予告する小説の原稿が送りつけられる。
犯人しか知らない殺人事件の詳細と、
次の殺人の予告が書かれており・・・。


秦 建日子(はた たけひこ)は劇作家、演出家、脚本家。
シナリオライターとしては「HERO」(5話)「救命病棟24時?」(5話・6話)
「ラストプレゼント〜娘と生きる最後の夏」「天体観測」
「共犯者」「87%〜私の生存率〜」「ドラゴン桜」。
そしてこれが小説家としてのデビュー作だそうです。
映像化を意識して書いている感じを受けたので
この経歴を知って妙に納得しました。
ただ同じく人気脚本家、人気作家だった野沢尚の初期作品『破線のマリス』には
残念ながら一歩劣るような気がします。
主人公夏見が背負っているものと苦悩が伝わって来ない。
そのあたりが『破線ー』の遠藤瑤子との一番の差。
アイディアは面白いのに肝心のヒロインが・・・というより
作者の軸足が別の人に置かれているので・・・。
第一作ゆえの荒さなのかもしれません。

その分ドラマはかえって自由に出来る気がします。
キャスティングを見ると原作にない役も作られているようですし。
脚本は秦氏ではなく「恋におちたら〜僕の成功の秘密〜」や
稲垣吾郎の金田一耕助シリーズを手がけた佐藤嗣麻子。
ヒロイン雪平夏見役は篠原涼子。
瑛太、加藤雅也、寺島進、香川照之、西島秀俊など。
今回フジテレビのイチオシは「小早川伸木の恋」のようですが、
KTV関西テレビ製作の「アンフェア」期待できそうです。
第一回放送は1月10日(火)22:10〜23:14・・・今日(〇o〇;)ギクゥゥゥ!!
アンフェア DVD-BOXアンフェア DVD-BOX
篠原涼子, 瑛太, 香川照之, 寺島進
ポニーキャニオン
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破線のマリス (講談社文庫)破線のマリス (講談社文庫)
野沢 尚
講談社
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tag : 推理小説 秦建日子 野沢尚 破線のマリス アンフェア 篠原涼子

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