『我輩は看板猫である』

東京と東京近郊。
昭和レトロな昔ながらの商店街の一角で店番する猫たち。
梅津有希子著『我輩は看板猫である』
吾輩は看板猫である (文春文庫)吾輩は看板猫である (文春文庫)
梅津 有希子
文藝春秋
by G-Tools

昭和の香りのする商店街の店先には猫がいる。

表紙のネクタイが似合うこの子は日本橋の工具店の「ロン」君。
働く気満々のようで勤務時間は平均15分・・・猫だもの。

昔ながらの商店街が衰退し、シャッター街が珍しくない昨今。
登場する猫とお店(とお店の方)の数だけ暮らしがあります。
猫だけでなくお店、そして店主の方のお仕事風景も映っているので、
何ともいえない懐かしさや温かさが漂い、そして猫が良く似合う。
・・・唐辛子専門店ってあるんですね。
一般向けに小売もしているのだとか。
私が知らないだけで全国にあるのでしょうけれど、

2011年3月発行・2012年4月発行の2冊を再編集したもの。
元本の登場時に結構成猫、老猫の子が多い関係上、
今はご他界している子が多い。
冒頭に登場する「ザ昭和!」という雰囲気の喫茶店の子も
もう旅立っているのですが、
店主の方がまた飼いたいと譲渡会に出向いても、
店主の年齢を理由に断られるというお話。
猫(も犬)も長生きな時代ですのでわからなくはないのですが、
それならば子猫ではなく成猫をもらっていただくとかできないのでしょうかねぇ。
一般的に人に慣れにくいといわれる大人の猫たちでも、
猫の飼い方・付き合い方をご存知の方のなら
猫たちにとって幸せなんじゃないかと思うんです。
さすがに看板猫を務めるのは難しいかもしれませんが、
でも猫を飼いたい方も猫たちもウィンウィンじゃないかしら。

"ペットと暮らしている人ならわかると思うけれど、
犬も猫も、1年の間に何が起こるかわからない。"
"かわいいみんなに出遭えてよかった。多謝!"
(「あとがき」より)
吾輩は看板猫である吾輩は看板猫である
梅津 有希子
文藝春秋
by G-Tools

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

tag : 我輩は看板猫である 梅津有希子 看板猫 文藝春秋

コメント

Secret

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

フリーエリア